電話占い 浄恵(じょうけい)

イタコ人生録

霊能力者は語る「霊視の力は、幼い頃から芽生えていました」

みなさん、こんにちは。今日は私の霊能力を中心に、半生と言いますかを語らせていただくことになりました。どうぞお付き合いください。
私が、自分の霊視の力を自覚したのは、はたして何歳頃だったでしょうか。物心つく前から、自分の力を感じていたことは間違いありませんね。とにかく小さいころから、いろいろなものが見えていました。親や親戚たちは、私がいろいろなものを見たり感じたりすることに、ときどき戸惑っていたことを覚えています。なにしろ親たちには、何も見えていないのですから。それは当然のことでしたね、今になって振り返ると。
私はもともと知らない人の前でも物怖じするタイプの子供ではありませんでした。とは言っても、活発にはしゃぎまわるタイプでもありませんでした。私がただ無邪気で思ったことをすぐに口に出してしまうような子供だったとしたら、かなり困ったことになっていたと思います。なにしろ、近寄ってくる大人たちが何を心中で考えているのか、私には読めてしまうことがよくありましたから。それでもときどき、周りの人たちが何を考えているのか、ついしゃべってしまうこともありましたね……そのたびに、気まずい雰囲気をもたらしてしまったんですけど。私は子供の頃、「口は災いの元」という言葉を(誰にも教わっていないのに)自分の経験からよく感じ取っていたんです。

神の声を聞いて、霊能力者として活動する宿命を知りました。

私は、子供の頃から「大人になったら、本格的な霊能力者になって活動しよう!」とか「恋愛成就相談に乗りたい」なんて思っていたわけではありません。それに、自分の霊視霊能力を気に入っていたわけでもありませんでしたね。周りの人たちが何を考えているのか、周りの人たちがどんな人生を送ってきたのか、そんなことに気づいてしまったところでいいことはありませんでしたし。むしろ私が何に気づいているのかを周りの人たちに悟られないようにしないといけませんでしたから、学校に通っていたころは毎日のように苦労していました。
そんな私が、自分の進路を大きく変えたきっかけは、高校時代に、自分の霊視の力で、友達を助けることができたといううれしい経験をしたことです。同級生の中にひとり、失恋のショックから自殺願望にとりつかれて、本気で実行しようとする寸前になっていた子がいました。周囲の人たちは誰も、彼女がそこまで思いつめていることに気がついていませんでした。家族や先生や友人も含めて、誰も彼女の苦悩の深さをわかってあげることができなかったんです。私も、その子とは特に親しかった間柄でもなくて、普段はあまり接することもなかったんで、最初のうちは気がついていませんでしたけど、しばらくすると彼女の本心やそれまでに何があったのかが見えて、聞こえてくるようになったんです。彼女の苦悩がものすごく激しくなったから、同じ学校にいた私には聞こえてくるようになったんですよ。
そのとき、私に「彼女を救いなさい」という声が聞こえてきました。それも、何回も! あれは神のお告げだったわけですよ。その神の声は日が変わるごとにどんどん大きく、はっきりと聞こえてくるようになりました。私は彼女のもとに出向きました。親しかったわけでもないんですけどね。でも時間がないと思ったんでいきなり用件を切り出してしまいましたね。とにかく必死でした。必死に語りかけて、何とか自殺を思いとどまらせました。
それに、必死になった私には、いつの間にか、彼女が相手の男性に対してどんな態度に出ればいいのか見えてきたんですよ。だから、どうすればいいのか指示することもできました。その私の指示が具体的だからだったでしょうかね……彼女はともかく、私にいわれたようにしてみると決めてくれました。その結果は、幸い大成功でした。彼女は自殺寸前までいっていたのがうそのように、また幸せな生活に戻っていくことができたんです。天からの啓示を受けて、そして人を助ける経験をした私は「自分の霊視の力は人々を救うためにあるのだ」と確信しました。

イタコ修行、そして電話占いと出会い恋愛成就相談を開始

霊能力者として、世間の人たちのために役立とうと決心がつくと、自分の霊視の力を疎ましく思うことはなくなりましたね。自分でも不思議なくらいですが。ただし、自分の霊能力をさらに引き出すにはどうすれば良いか、もっと人の役に立てるにはどうすれば良いか、少し迷いがあったのも事実です。自分にはそれまで、師匠とでも呼べる導き手がいなかったものですから。でも上手く行くときは自然と上手く行くものです。ツテからとあるイタコの霊能者を紹介されたのです。そのイタコ霊能者は、普段は青森県の八戸市で霊媒活動をしており、恐山の大祭にも出向いてはイタコマチのテントに行列ができるほどの、当たると口コミでも評判のイタコ霊能者でした。人間的にも素晴らしい人で、私は大変な修行の中にも恵まれた環境で自身の霊能力を磨き伸ばすことに成功したのでした。
イタコ霊能者の師匠から免許皆伝とも言える卒業を6年後に言われた私は、その後もとんとん拍子に進んできたと思います。とにかく困っている女性たちの恋愛成就相談に乗りたいと思うと、一気に目の前が開けてきたんです。最初は、恋愛成就相談をお受けする場所を決めて、訪ねてくる女性をお迎えする方法をとっていた時期もありました。街角に座ったり、繁華街のビルに場所を借りたりした経験もあります。全国を移動して、それぞれの土地で悩んでいる女性を見つけて恋愛成就相談に乗ったこともあれば、お手紙をいただいて、救いに向かったこともあります。
そんなある日、私は「電話占い」というサービスがあることを、相談者の方から聞かされました。その相談者は、片道4時間もかけて私のところまで相談に見えられた方で、「先生も電話占いってのを取り入れてくれたら良いのに」とおっしゃられたのでした。その日の内にホームページを見つけました。「これは今よりもっと多くの人と接することができて、相談事の解決のお手伝いができるのではないか?」と考えました。すぐに電話占いの世界に飛び込むことにしました。
電話占いは私の活動の場にぴったりでした。私は直接お会いしなくても声が耳に入ってきただけでもすぐにその人のことが見えてくるので、お電話だけでもじゅうぶんです。それに、電話占いだったら全国の多数の女性の恋愛成就相談に簡単に乗ることができますから、電話占いがある時代に生まれて本当によかったと思っています。

恋愛成就相談の中でも、復活愛成就の相談が得意です

私は、イタコの霊媒術も受け継いだ霊能力者として、できるだけたくさんのご相談をお受けしたいと思っています。特に「いったん冷めかけた愛を再燃させること」にこだわりを持っています。女性は誰でも失恋を経験すると思いますが、男性とうまくいかなくなってきた場合、どんな女性でもその人とまた関係を再構築するきっかけを残しているものなのです。ただ、そのことにまったく気が付いていないだけですね。
私は受話器越しに女性のみなさんの切実なご相談をお聞きしているうちに、みなさんの行動に何が足りないのか、どうすれば、少し先の未来にもう一度幸せがよみがえってくることになるのか見えてくるんです。
自分の霊視が、電話占いで役立つようになって私は今すごく充実した毎日を送っています。私の霊視で、うまくいかない恋愛に悩んでいるみなさんがもう一度幸せになれるのですから、霊能力者としてこんなにうれしいことはありません。離れかけた男性の心をもう一度取り戻すことができたみなさんから、お礼の言葉をいただくのは本当に何よりもうれしくて、電話占いで恋愛成就相談をやっていてよかったと思えます。
これからも苦しんでいるみなさんのために、いつまでも恋愛成就相談をお受けしていきたいと思っています。

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