霊能者の見る前世とは
私たち霊能者は霊視によって、他者の前世というものを垣間見ることが可能でございます。前世とは自分の生きていた前の世、つまり過去の世界のことを指します。前世はそれだけで完結しておらず、私たちの生きている現世に深くかかわってくることもあるのです。肉体そのものは有限ですが、魂は無限に繋がっているのでございます。
過去に生きた思いや体験を記憶したまま、人は新しい肉体へと移行します。これが仏教で俗に言われている「輪廻転生」です。頭の中に記憶としては残っていないですが、あなたの魂がこれらの思いや体験を記憶しているのです。ですが、この思いや体験の他にその魂は罪も背負い続けます。前世の犯した罪のおかげで現世の状況がどう努力してもうまくいかないなどというケースは少なくないのです。
私ども霊能者のもとにも、前世が原因となる相談が数多く寄せられています。不運が重なるため、霊障が原因と疑って相談に来るのですが、この前世の因果ということが多いのです。今回は私のもとに寄せられた相談から、前世の及ぼす問題について一緒に考えていきましょう。
霊能者に寄せられた、前世がもたらした数重なる問題
お電話いただいたA子さん(仮名:山形県在住)の相談内容は、付き合う男性が次々にA子さんのお金をあてにして、働く意欲をなくしてしまうというものでした。A子さんの尽くす性格も原因といえますが、前世を透視したところやはりその原因があったのです。A子さんの前世は、ある地方の大地主でした。藩にお金を融通するほどの財を持っていたにもかかわらず、不作で苦しむ貧しい百姓から米や作物を得ていたようです。それが原因でA子さんは今、逆に男の人たちから金銭をあてにされているのです。ここで私は前世の罪を謝り供養し、現世との因果を断ち切りました。以後、彼氏が働く意欲をなくすなどということはなくなり、今ではきちんとした男性と家庭を持ち幸せに暮らしていると報告してくれました。
別のケースでの相談は、Hさん(仮名:新潟県在住)のお話しです。妻子ある男性ばかり好きになってしまうとの相談でした。独身の方を好きになればもっと幸せになれるはずなのに、という相談でした。私がHさんの前世を透視してみると、Hさんは前世で旦那と子供を捨て、若い男性と駆け落ちしていたのがわかりました。前世のHさんは幸せに暮らしていましたが、やはり現世になってその罪がのしかかってきたようです。このケースでも前世を供養し、過去の因縁を断ち切りました。すると、Hさんから恋人ができましたとの報告がありました。独身の青年実業家の方ですとのこと、本当に幸せそうでした。
霊能者が前世を断ち切る
前世の問題とは実に難しいもので、私たち霊能者が現世の人物に祈祷を行っても、念を送っても問題は解決できません。前世の思いや状況、もたらした悪事や罪を詫び、供養しなくては因縁を断ち切ることはできないのです。現世で供養することができれば、これからの未来は明るく、素晴らしいものになります。前世がもたらして起こる問題というものは一つではございません。私が紹介した例は度重なる不幸でしたが、希望の職に就けない、彼といつも口論になってしまう、なぜか一人でいると寂しいなども前世が因果となっている場合が多いのです。前世で感じた思いや経験が、これらを引き起こすことがございます。
そこで、自分でできる前世因果を和らげる方法をお教えしましょう。簡単に出来ることですので暇を見つけて実践してみてください。散歩がてらでもいいですし、プチ旅行でも構いません。神社や仏閣を訪れ、手を合わせるようにしましょう。神に許しを請うことで前世の因果が薄れていきます。あなたの思い描く人生に一歩近づくことができますよ。ですが、前述したような因果の深いケースはやはり私ども霊能者にご相談ください。透視によってそれが前世のもたらしたものか、わずか数秒で霊視可能でございます。
あなたの度重なる偶然は実は前世が原因かもしれません。因縁の根深いものにはそれなりの対処が必要なのです。幸せを掴むためにも、自分の夢のためにも私たち霊能者にご相談ください。誠心誠意あなたの助けになることをお約束いたします。では、鑑定でお会いしましょう。