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誰にでも憑かれる可能性のある生き霊とは?

皆さんは、『生き霊』という言葉を聞いたことがありますか?ごく一部では、「いきすだま(生霊、生す魂)」とも呼ばれるこの生き霊は、生きている人が意識してだったり無意識だったり、ある種の幽体離脱状態で送る怨霊の一種と考えられています。恨みの念が籠っているので、当然ながら相手に憑いて運気を下げたり、直接魂に攻撃したりします。憑かれたり攻撃されたりした側は、霊能者でもない限りその原因がわからないので、どんどん悪い状況へと進んでいくことになります。
今回こちらでは、電話占い浄恵に寄せられた相談の中で、生き霊が絡んでいたとされるご相談を2例ご紹介致します。一歩間違えれば、日常的に皆さんにも憑く可能性のある生き霊。霊能者の先生の言葉を参考に、是非気を付けてください。

■生き霊相談~ケース.1~

こんにちは、霊能者の夢舟です。 生き霊に関して相談実例を交えて話して欲しいと言われ、今回は筆をとらせていただきました。
ここをお読みの皆さんは、「生き霊」の存在をどの程度身近に感じているでしょうか?見えないし感じたこともないし、まったく自分に縁の無いことだと思っていませんか?実は生き霊が秘める怨念の強弱を気にしなければ、日常的に生き霊は存在していると言えるのです。つまりそれだけ送る側、憑かれる側が存在するのです。 では、過去の鑑定例をご紹介しましょう。
団地に住むS子さんという女性から相談を受けたことがあります。そのときはお金に関するご相談だったのですが、S子さんの肩に年配女性の生き霊の存在を感じ、浄霊へと霊視相談を切り替えました。S子さん自身はまったく心当たりがないと話されていましたが、霊視の結果、およその出来事を私は把握することができました。
S子さんの小学生になる次男と同じクラスに、同じ団地に住むT実さんという女性の息子さんが通っていました。その息子さんがどうやら学校でいじめに遭ったようで、そのいじめの主犯格をS子さんの次男だと決め付けたようなのです。もちろん、私にはそれが見当違いも甚だしいことだと霊視でわかりました。そしてT実さんは、自分の息子をいじめたS子さんの息子さんが憎いと感じるようになり、ひいてはS子さんへと憎しみの対象が移ったところで、怨念を持った生き霊が自らの魂から分離してS子さんへ憑いたのです。
体調面や日常生活で、トラブルがあったでしょうと確認すると、「なぜそんなことがわかるのか」と驚かれていました。もちろん、それらはすべて霊視で見えたこと。やはり生き霊がS子さんに憑いて以降、様々なトラブルに遭っていたようです。そこで浄霊を行ない、生き霊をT実さん本体へと戻し、S子さんの運気を回復させることとしました。元々勘違いから生み出されたT実さんの生き霊でしたから、強力な霊能力で生き霊を抑え込むのではなく、じっくり霊通信を行ない説得することで解決へと導けました。
鑑定からおよそ2週間。S子さんから連絡があり、体調が元に戻ったことを報告されました。実際に霊視したところ、T実さんの生き霊の姿はそこに無く、憑いていたのが離れたのを確認もできました。
このように、直接的な相手以外からも、恨みの念を持った生き霊は送られてきます。本人が気付くのは難しいとしても、そこには必ずなんらかの理由が存在するので、もし原因のわからない精神的不調やなにをやっても上手くいかない運気の低下を感じたときは、心霊相談に長けた霊能者を頼ってみると良いでしょう。

■生き霊相談~ケース.2~

みなさん紀陽です、初めまして。鑑定でお話したことのある方は、こんにちは。今回、生き霊の相談実例を書いて欲しいとのお話をいただき、最近増えつつある“略奪愛”に絡んで生き霊が発生した霊をお話ししようと思います。と聞くと、略奪愛を叶えた人の成功例かと思われるでしょうが、生き霊絡みの相談では略奪愛をされた人がメインとなるケースがほとんどです。
R子さんからお電話いただいたのは、信頼していた友人のU子さんに彼氏を盗られてからひと月ほど経った頃でした。彼氏とは、すれ違いも多くなり、近々別れるのを感じていたそうで、さほどショックは無かったそうです。でも彼の次の彼女U子さんは自分の親友、しかもまだR子さんが彼と別れる前から関係が始まっていたことを知り、怒りが抑えられなかったと言います。確かに、私の過去透視でもそれはハッキリとわかりました。そしてR子さんが、自分の生き霊を生み出した瞬間も見て取れました。当然その生き霊のターゲットは、彼氏を略奪したと考える友人のU子さんでした。 お電話いただくまでのこのひと月の間に、R子さんの生き霊はかなり活発に活動し、U子さんの運気を下げ、日常にトラブルをもたらしていました。そのせいでU子さんと彼は、縁が切れるところまでは行っていませんが、上手くいっていない様子ですね。それにアルバイトも2回、トラブルが原因で替わったようでした。
そして今回のお話しの肝心な部分なのですが、生き霊は送った側の魂や心にも大きな影響を与えるのです。そもそも生き霊の力の源は、本体であるR子さんの魂の強さです。つまり、“憎い”という意思の大きさが、生き霊のパワーへとなるのです。よって大きな怒りは生き霊の大きなパワーとなりますが、その分だけ本体からパワーが生き霊へと吸い取られていくのです。R子さんを霊視したところ、やはり生き霊に魂の力をかなり吸い取られていました。このままでは、U子さんどころかR子さんもこの先運気が戻らず、出逢いも恋愛も仕事の成功も無い人生になると見えました。 そこで私は、R子さんの生き霊を浄化し、魂に癒しの波動を送ることで解決へと導きました。彼への想いを完全に断ち切り、U子さんへの怒りや恨みを浄化すれば、スムーズに生き霊も浄化されR子さんの運気低下は止まり、そして波動も安定すると見たのです。そしてU子さんと彼の関係も完全に断ち切り、それぞれの未来がR子さんの魂を刺激しないようにも導きました。
そしてもうひとつわかったことに、R子さんは自分の生き霊に苦しめられていて気付いていませんでしたが、R子さんに心を寄せる男性の存在を霊視できました。その男性との出逢いの時期を早めておき、この鑑定を終えることとなりました。
このご相談のように、生き霊に憑かれた側はもちろんですが、生き霊を作り出した側にも運気の低下を始めとしたマイナス要因が多いことがおわかりいただけたかと思います。発端となった略奪愛自体は、男女の恋愛においてしばしば起こる事象ですので、ここをお読みの方が、いつその身で体験することになるかわかったものでもありません。恨みや怒りは、人間の感情ですから内に溜め込み続けなさいとは言えません。しかしもし、そういったケースに陥った際は、あらかじめ私たちのような霊能者にご相談してください。感情が爆発して、生き霊を生み出してからでは遅い場合もありますので、未然に良い方法を一緒に見付け出しましょう。

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